棘玉(とげだま)ジンの味と口コミをレビュー|おすすめの飲み方と200ml・700mlどっちを買うべきか

クラフトジン棘玉(とげだま)200mlのボトル

埼玉・川越の武蔵野蒸留所がつくるクラフトジン「棘玉(とげだま)」。ネットの口コミでは「スパイシーすぎる」「クセが強い」という声も目立つ。

実際に何本も飲んできた結論から言うと、その評価は半分正しく、半分もったいない。飲み方さえ合わせれば、家飲みで一番「遊べる」ジンになる。

棘玉はこんな人におすすめ

  • 香りの強い、飲みごたえのあるジンが好きな人
  • ジントニックやソーダ割りに一工夫して楽しみたい人
  • 国産クラフトジンをまず1本試したい人(200mlのお試しサイズあり)

味の特徴:ジュニパーの清涼感に、生姜・桂皮のスパイスと河越茶の渋みが重なる力強い味。度数47%

おすすめの飲み方:まずはソーダ割り(リッキー)か、甘さ控えめのトニックで割るジントニック。どちらもシンプルに棘玉のスパイスを味わえる。余裕があれば実山椒を数粒足すと、さらに一段上の一杯になる。

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目次

棘玉(とげだま)の基本スペック

蒸留所武蔵野蒸留所(埼玉県川越市/運営:株式会社マツザキ)
アルコール度数47%
主なボタニカルジュニパーベリー、河越茶、柚子、ぶどう山椒、生姜、桂皮
仕込み水秩父古生層の軟水
容量200ml/400ml/700ml
受賞歴IWSC 2021 銀賞、TWSC 2021 銀賞

ボトルの裏ラベルには「自然への感謝の気持ちをこめたクラフトジン」とある。川越郊外の自然豊かな里山にある蒸留所で、豊富な地下水と国産のオリジナル蒸留器を使い、独自の抽出製法でジュニパーベリー・柚・河越茶などの香りを引き出しているそうだ。

棘玉のボトル裏ラベル、武蔵野蒸留所とボタニカルの説明
ボトル裏のラベル。製造は川越市の武蔵野蒸留所

棘玉の味と香りをレビュー:ストレートは「パンチ型」

注いだ瞬間から香りが強い。最初にジュニパーの清涼感、すぐ後ろから生姜と桂皮(シナモン)のスパイス、最後に河越茶のどっしりとした渋みが来る。

日本のクラフトジンには繊細で穏やかなイメージがあるが、棘玉はその逆。名前の通り、エッジの効いた香りだ。

「スパイシーすぎる」という口コミは本当?

半分は本当だ。度数47%と高めで香りの主張も強いため、甘いトニックウォーターで適当に割ると、スパイスの「棘」だけが目立ってバランスが崩れやすい。

ただ、それは割り方が合っていないだけ。甘さを抑えて割れば、この棘がそのまま魅力に変わる。

棘玉のおすすめの飲み方3選

① ソーダ割り・リッキー:スパイスを一番ストレートに味わえる

氷を入れたグラスに棘玉を注ぎ、炭酸水で割るだけ。甘さがない分、生姜や桂皮のスパイシーさがそのまま伝わる、最もシンプルでおすすめの飲み方だ。

ライムを搾ればジンリッキーに、炭酸水とトニックを半々にすれば甘さを少しだけ足した「ソニック」になる。

② 甘さ控えめのトニックで割るジントニック

棘玉で作ったジントニック
棘玉のジントニック

棘玉は甘いトニックで割るとスパイスだけが浮きやすいので、甘さ控えめのトニックを選ぶのがコツ。トニックの苦味とスパイスがきれいにまとまる。

余裕がある日は:実山椒をひとつまみ
実山椒を数粒落とすと、ジンに入っている山椒の香りと重なって、スパイスが立体的になる。準備に手間はかかるので「手に入ったら試す」くらいでOK。くし形に切って冷凍したレモンを氷代わりに入れるのもおすすめだ。氷が溶けて水っぽくなるのを防ぎつつ、柑橘の香りが少しずつ移っていく。

③ ボタニカル・ギムレット(45:15:5)

シェイカーがあるならぜひ試してほしい。比率はジン45ml、生ライム果汁15ml、シロップ5ml。一般的なギムレットよりシロップを減らし、棘玉の骨格を残すのがポイントだ。

ここに軽く潰したカルダモン2粒と、手のひらで叩いて香りを立たせたフレッシュローズマリー1本を一緒にシェイクする。ライムの酸味の奥からカルダモンのスパイス、最後にローズマリーの森の香りが抜けていく。

棘玉で作ったボタニカル・ギムレット
棘玉のギムレット

ミニコラム:至高のガーニッシュは「庭」にある? 本日、私はスーパーで買ってきたローズマリーを使用したが、もしあなたのご自宅の外構に、虫除けや鑑賞用としてローズマリーが植えられているなら、それを使わない手はない。摘みたてのハーブが放つフレッシュな香りは、市販のものを遥かに凌駕するからだ。 ただし、家の前の道が犬の散歩ルートになっていて、マーキング(おしっこ)の標的にされていないことだけは、収穫前に厳重に確認していただきたい。

200ml・400ml・700ml、どれを買うべき?

  • 初めてなら200ml:クセの強さが自分に合うか気軽に試せる
  • 気に入ったら700ml:容量あたりの価格が一番お得
  • ふるさと納税も選択肢:埼玉県川越市の返礼品になっている

▼ 記事内で紹介したクラフトジン「棘玉(TOGEDAMA)」
(700mlと200mlの2種類あります。700mlの方がお得ですが、200mlはお試しに最適です!)

ふるさと納税で頼みたい方はこちら:

▼合わせて揃えたい: トニックウォーター

棘玉についてよくある質問

Q. ストレートで飲める?

飲めるが、度数47%で香りも強い。まずはソーダ割りから入ると、棘玉のスパイスの個性がよく分かる。

Q. どこで買える?

Amazon・楽天などの通販のほか、成城石井でもよく見かける。筆者の近所の店舗では200ml・700mlの両方が並んでいる。川越にある運営元の「マツザキ中福本店」でも販売している。

Q. 合わせるトニックウォーターは?

甘さ控えめのものが合う。銘柄ごとの違いはトニックウォーターの記事で比較している。

まとめ:棘玉は家飲みで一番「遊べる」ジン

棘玉は、何も考えずに甘いトニックで割ると「クセの強いジン」、割り方を合わせると「家飲みで一番遊べるジン」になる。

まずは200mlで、今夜はソーダ割りから試してみてほしい。

▼ さらに家飲みを充実させたい方へ
ジントニックの香りを引き出す「グラスの選び方」はこちらで解説している。
👉 クラフトジンに合うグラスの選び方

📖 もっと知りたい方へ:ジンの香りを決める「ボタニカル」と製造方法の秘密

🎁 棘玉は、ふるさと納税の返礼品としてもらうこともできる。

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この記事を書いた人

外資系コンサル出身の管理職。出張先のバーでジンフィズを嗜むのが至福の時間。「デートでワインリストを攻略したい」とワインエキスパート資格を取り、勢いでブルゴーニュを自転車走破。現在はクラフトジン沼に没入し、自宅には常に複数のボトルが並んでいます。ワインの知識を活かしてジンの香りをわかりやすく紐解き、大人の知的好奇心を満たす教養をお届けします。

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